2015年7月25日土曜日

健康には、けん玉!(フジテレビ)

7月24日(金)奥さま1万人総選挙という番組(フジテレビ)で、
健康に関する調査より、腰痛には筋力強化がよい!スクワットは腰痛には効果がある!と言われている先生のコメントの後に、けん玉の場面が紹介されました。

スクワットの繰り返しのような動作がけん玉にある。ということでの紹介。

動作そのものは似ているのですが、一般的に言われているスクワットとでは、細かいことをいうと、異なる点があります。
1)スピード けん玉の方がはるかに速いテンポで繰り返します。
2)意識の持ち方 けん玉の方が背伸びするような伸びる感覚があります。
3)屈伸の深さ けん玉の方が浅い屈伸です。深くする人もいますが、もしかめなどは浅いです。

スクワットという運動は、スポーツ選手が行なっている本格的なスクワットと、健康維持増進を目的に厚生労働省が推薦しているスクワットでは、その負荷のかけ方や、スピードなども異なっています。広い意味でのスクワットという意味では、けん玉による膝の屈伸をスクワットと同じような動作として今回は紹介していただいたと思っています。
大腰筋や腸骨筋などのインナーマッスルと言われている筋が鍛えられると思われますが、以上のような違いがあります。

私、吉本の研究によると、
けん玉の運動量(強度)は、ウオーキングの運動量(強度)と同等の運動強度であるとなります。
よっぽど膝の屈伸を強調して、けん玉をすれば、より多くの運動量にはなると思いますが。

けん玉の持ち方は非常に大切です。
特に、中指、薬指を大皿の反対側の小皿にあてて、玉が大皿に乗った瞬間に、中指と薬指がメインで玉を受け止めるようにするのがコツです。


親指に力を入れ過ぎないことがコツです。
親指の力の入れ過ぎは、肩こり、腱鞘炎を誘発される可能性がありますので、ご留意ください。
芸能人の方々にけん玉を指導しましたが、スタートする前から気になったのが、靴です。
皆さん、ハイヒールなんです。
非常に緊張しながらも、なんとか歌を歌ってのけん玉がまるく収まった感じで、収録は終了となりました。
 健康によいけん玉をするには、どのようにしたらよいのか?を検討しています。

最近、感じるのは、膝の屈伸と手で玉を引き上げるタイミングの関係です。

先行して、リズムをとるのはどっち?という疑問。
私がオススメしているのは、膝でリズムをとり、それに合わせて、手を少し動かす。
極端な方法としては、極力手は動かさず、膝を伸ばす力(勢い)をけん玉の玉に伝える。
伝わった玉は、膝を伸ばすのをやめた瞬間に糸の張りはなくなり、玉が宙に舞う。
舞った玉を大皿で受け止める。受け止める時も手を動かすよりも膝を曲げて受け止めることが大切であると感じています。