6月7日の朝日新聞の土曜BEで、けん玉についての記事がありましたので紹介します。
リズミカルに屈伸運動
「けん玉で健康づくり」ひそかなブーム
以下、私に関係する記事のみ紹介させていただきます。
普通のけん玉遊びを、健康作りや介護予防に役立てる取り組みもある。東京都練馬区の作業療法士、吉本秀一さん(49)は昨年10月から、板橋区立仲町ふれあい館で月1回、高齢者向けのけん玉教室を開く。大皿と中皿を往復する「もしかめ」などを指導している。
けん玉なら、雨天でも屋内の狭い場所で全身を使って長時間続けられる。運動量を調べようと、20代の男女25人を対象に10分間けん玉をした前後の心拍数や呼気量などを測ると、時速3.6キロメートルのゆっくりした歩行に相当するという結果が出た。心肺機能を高める有酸素運動として適していることがわかった。
教室では、普段運動をしないという94歳の女性も、1時間立ちっぱなしで練習に励んでいた。吉本さんは「昔遊びのけん玉だから手に取りやすい。熱中するうちに自然と運動をしているところがみそなんです」。
英訳したので、以下にアップします。
The Asahi Shimbun
06.07.2014
元気のひけつ
Tips for Staying in Shape
リズミカルに屈伸運動
「けん玉で健康づくり」ひそかなブーム
Exercise
for Bending and Stretching Rhythmically with Kendama
"Staying in Shape
with Kendama”Is
Booming
普通のけん玉遊びを、健康作りや介護予防に役立てる取り組みもある。東京都練馬区の作業療法士、吉本秀一さん(49)は昨年10月から、板橋区仲町ふれあい館で月1回、高齢者向けのけん玉教室を開く。大皿と中皿を往復する「もしかめ」などを指導している。
Kendama, a traditional Japanese toy, is being used for
the aim of health promotion and care prevention. Shuichi Yoshimoto, 49, an occupational
therapist in Nerima-ku, Tokyo, offers Kendama classes for the aged once a month at the community center named “Itabashi-ku Nakamachi
Fureaikan” since October last year. He instructs how to play “Moshikame” for
the elderly people there.
けん玉なら、雨天でも屋内の狭い場所で全身を使って長時間続けられる。運動量を調べようと、20代の男女25人を対象に10分間けん玉をした前後の心拍数や呼吸量などを測ると、時速3.6キロのゆっくりした歩行に相当するという結果が出た。心肺機能を高める有酸素運動として適していることがわかった。
Kendama is suitable for long-time full-body motion in small spaces, and it is also unaffected by weather. In a small experiment of kinetic momentum of Kendama, with 25
women and men in their 20s, it was found that the 10-minute playing of Kendama
is equivalent to walking slowly at 3.6 kilometers per hour with regard to the
before-and-after test of the heart beat and the amount of the expired air. This
shows that Kendama is an effective aerobic exercise to raise cardiopulmonary
functions.
教室では、普段運動をしないという94歳の女性も、1時間立ちっぱなしで練習に励んでいた。吉本さんは「昔遊びのけん玉だから手に取りやすい。熱中するうちに自然と運動をしているところがみそなんです」。
In Yoshimoto’sKendama class, a woman aged 94, who does not exercise daily at
all, was practicing Kendama with
staying on her feet for an hour. “Elderly people are familiar with Kendama,
because they used to play with them in their childhood. While they are absorbed
in playing Kendama, they can unconsciously work out. That’s a merit of Kendama,”
said Yoshimoto.