地域健康けん玉教室の報告です。
日時:2014年8月16日(土)15時〜16時会場:一心病院1階外来ロビー(東京都豊島区)
参加費:無料
講師:吉本秀一(理学療法士、作業療法士)
雨が降ってきたりの不安定な天候でしたが、無事に行うことができました。
参加者は9名でした。そのうち、今回は2名のけん玉の有段者で豊島支部メンバー(本堂さん、佐藤(和)さん)がけん玉指導のために来ていただきました。
最初に、パワーポイントによる健康けん玉についての話をさせていただきました。
朝日新聞、NHKでのけん玉のこと、
そして、
健康づくりとしてのけん玉についてを説明しました。
次に、実践編です。
大皿持ちから、手のせ大皿。
大皿ジャンプ。
力を入れ過ぎないための練習ということで、
今回のプラコップは、今まで以上にやわらかい材質のコップを使用しました。
手、特に指に力が入らないで、玉を操作する練習をするためです。
初心者の方は、どうしても手に力が入りやすく、そのために肩こりが増悪する場合もあります。それを改善するための方法の一つとして、あえて本物のけん玉を使わずに、プラコップけん玉を使用する方法での体験をしていただきました。
そして、再度、本物のけん玉での練習に。
けん玉で技が成功することが目的ではなく、
ある時間の間、立ったままけん玉の練習をしたこと自体に目的があり、筋力向上につながるということを認識していただきながら、行うことができました。
腕で引き上げず、膝の曲げ伸ばしを使って、玉を浮かせる。
この動作を理解する意味では、プラコップけん玉がとても有効であることが確認できました。
高齢になってくると、どうしてもふくらはぎを使った蹴りだす力を使うことが減り、歩く歩幅も小さくなりやすいため、重心はやや前の方にするように意識して、背伸びする力を利用して、玉を浮かせるようにしました。
ある程度大皿ジャンプができるようになったところで、けん玉ジャンプで三三七拍子をしてみました。
参加者の中には、「大皿ができないので、私には無理かしら?という不安をもって来られて方がいましたが、教室の終わり頃には大皿も乗るようになり、けん玉を続けられそう!」と笑顔を見ることができました。
また、「やり始めには肩から頭にかけて緊張のようなつらさがあったのですが、力の抜き方を教えてもらってやってみているうちに、そのつらさがひいてきました。」と言われていた方もいました。
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