以下の投稿が日本作業療法士協会の機関誌に掲載されましたので、紹介します。
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作業療法士の吉本秀一です。
この度、NHK Eテレ「きょうの健康」10月号で、「けん玉」を紹介していただくことになりました。「けん玉」の入門編として、健康という観点での基本的な技のノウハウを紹介させていただいています。
私の中で、リハビリとけん玉が結びついたのは、25年前に1冊の本との出会いからです。その本は「スポーツけん玉教室」で、 著者は日本けん玉協会の創設者である藤原一生初代会長。そこには、著者自身が腹膜炎での術後のリハビリとして、けん玉をして回復され、退院後間もなく日本けん玉協会を立ち上げたことが書かれていました。
「けん玉はリハビリに使えるツールとなれる!」と思い、模索し始めました。当時の私は作業療法士として病院勤務しながら、夜学の理学療法学科に通い、放課後はスポーツけん玉倶楽部での練習に励み、研究課題は「けん玉の運動強度」として取り組みました。
「けん玉はリハビリに使えるツールとなれる!」と思い、模索し始めました。当時の私は作業療法士として病院勤務しながら、夜学の理学療法学科に通い、放課後はスポーツけん玉倶楽部での練習に励み、研究課題は「けん玉の運動強度」として取り組みました。
病院では、リハビリ室にけん玉を常設し、糖尿病の患者様や希望者にはけん玉を紹介、指導しています。月に2〜3回は院内でのけん玉教室を開催しています。
けん玉の技能が低くても、けん玉に関心のある方にはプラコップけん玉をしてもらっています。プラコップけん玉は、昨年のWFOTで、日本文化体験コーナーでけん玉と共に紹介させていただきました。
病院以外では、板橋区立のシニア限定(60歳以上)の利用施設等で毎月けん玉教室をしています。
子どもから高齢者まで、三世代が一緒になって楽しめるのが「けん玉」です。初心者も上級者も一緒に楽しめるように工夫したけん玉大会(西北都けん玉大会(10月))も年1回行っています。
リハビリのツールとしてけん玉を使ってみませんか?
NHK Eテレ「きょうの健康」の放送は、10月22日 午後8時30分〜8時45分
再放送は、10月29日 午後1時35分〜1時50分
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