様々なテレビ番組で、「実はけん玉は健康にも良い」と報じられるようになった。
その影響もあってか、シニア世代で、健康のためにけん玉を始める人が増えているが、そのためにどのようにしたら良いかを紹介している情報は少ない。
けん玉をすれば、健康になる!というほど、実際は単純ではない。
どんなスポーツでも同様であるが、やり方を間違えれば、体調を崩したり、かえって痛みが増すことが起こる。
けん玉の健康に良い方法を一つ紹介する。
まず、けん玉の技を成功することよりも、運動していることに価値をおくことが大切。
今日もいい運動になった、という発想が大切で、成功したかどうかは二の次。
痛いと感じたら、痛くない姿勢、立ち位置などを身体に聴いてみてほしい。
カッコよくするためのけん玉ではないので、痛くない方法を探ることが大切になる。
けん玉の技は3万種類以上とも言われている。その中で、どんな技が良いのか?
最初から玉を大皿に乗せて、わずかでも玉を宙に浮かせて、再度、大皿に乗せれば成功という技で、何度でも繰り返しできる技である。
この技一つでも、手だけでもできるが、それでは全身運動にならない。腕はほとんど動かさなくてもよく、ひざと股関節の屈伸運動によって玉をわずかに宙に浮かして再度大皿に乗せる。
手の力を入れ過ぎず、けんを軽くつまみ、ふわっと玉を受け止める感覚。
この繰り返しこそが、けん玉スクワットとなる。
けん玉スクワットの特徴は、1回のひざの曲げる角度が小さい。
そのため、膝腰の負荷が少なくてすむ。
そして、リズミカルで、早い。1分間に100回~150回。
うさぎとかめという歌に合わせると毎分約100回になる。半分のスピードでも約50回になる。
上半身はほとんど動かず、安定させて行う。
大皿ジャンプができるようになったら、大皿に挑戦してみてほしい。
さっきまでうまくできなかった人の多くは、できるようになっているので。
ひざでリズムを取りながら、そのリズムの上に手で技ができるようになれば、健康な上に、技の上達は非常に早くなる。是非、関心を持たれた方は試してほしい。翌日には足腰が筋肉痛になっているかもしれない。
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